あらしさんのこと ひとりごと 

大好きなあらしさんのこと 思ったこと 覚書

本気の月9

鍵のかかった部屋、第一話スタートしましたね。

もう、初っぱなの車のギアを引く、手のシーンからやられちゃってるし。
降り立つその足が、きれいだもん。
イヤフォンを耳にさすその手に、ドキドキ。
あのスマートな歩き姿に、めっちゃかっこいい〜!
カツコツいうその足音まできれいに聞こえるし。

もうっ、こんな最初のシーンからリピってたら、
全然、先に進まない(笑)
だって、何もかも美しいんだもん。
どーしよー! 困った〜!(喜んでます)

セリフが多いって聞いてたけど、あそこまで早口だって思ってなかった。
ピリっても何言ってるのか、理解するのにすんごい時間がかかった(笑)

最初の10分で圧倒されちゃって、何回リピしても
息するのを忘れて、観てるこっちが苦しくなる始末。
潤くんが言ってた意味がわかりましたねー。
やられた〜。
いや、マジで。すごいな、大ちゃん。
いやっ、やるとは思ってたけども。
やる時は、必ずこちらの予想を上回って決める男ですから。
惚れてまうやろぉ〜(もうとっくにね、コレ何回目?ですよ)

練習したって言ってたけど、こりゃ、本気で練習したんだろうな。
OKでたら、もう言わない。と思ったら、そりゃ寂しくなるわな。
舞台なら何回も言えるのにねぇ。


大ちゃんの榎本径。
無表情の中に見える、絶妙なあんばいの目の動き。
静かだけど、大胆な無駄のない動き。

変人扱いされるマニアックな世界観と同居する、
来客にさっと椅子をさしだしたり、
青砥に傘をさしてあげれる心遣い。

青砥に「もう、いいです!」と言われた時の
径のちょっと残念そうな、寂しそうな目がいい。
きっと、本当に鍵が好きなんだなぁっていうのが伝わってくる。

他殺なら破れない密室は存在しない、と言い切るその自信。
その自信の背後に広がる底知れない世界の気配。

犯人は誰か、にまったく興味がなく、
「犯人だなんて言ってませんよ」とさっさとソファに座ってしまう径。
自分の仕事=興味あることは、もう終わったのだから、
彼にとっては当然で。
きっと、もう別の鍵のこと。
あるいはこの密室を解く鍵になった、違う次元の可能性についてだとか。
頭の中はでいろんな推測を楽しんでいる。

そんなふうに感じた。
おもしろい。この人がどうしてこういう人間になったのか。
知りたいと思う。


潤くんの「ラッキーセブン」の時にも感じた、
スタッフの本気具合も気持ちいい。
ドラマ作りが好きで、おもしろいものを作ろうとしている人たちが
一生懸命作っているのがよくわかる。

今までの「月9」の王道、恋愛がテーマになっていないのがいいんだと思う。
だって「夏虹」の時は、正直ここまで製作側から、
本気モードが伝わって来なかったもんな。(あくまでも個人的な感想)

劇中の音楽も映像にあっていて、よくできてるし。
映像のクオリティも連ドラとしては異質で、とってもきれい。
奥ゆきがあって、薄っぺらくなくて見応えがある。

キャストも実際の掛け合いを見たら、想像してた上をいってて嬉しい。


芹沢役の佐藤さんは、三谷監督の映画を観てから
急に、とても好きになった俳優さん(笑) 
シリアスなものばかり観てたからわからなかったけど、
コメディがすごくうまい。この芹沢役のボケ具合では、
私の好きなその線の演技が光りそうで、超楽しみ!
第一話も、すでに「出たよ…、出ちゃったよ…」がツボで。
大笑いさせていただいた。ナイスです♪

あんな大きな法律事務所のエリートとなれば、
それなりの実力もあるんだろうけど。
お金を稼ぐこと、ステイタスにしか興味がない、
すましたヤツなのかと思えば。
年下の若い女の子に向かって、大げさで堪えしょうもない
子供みたいな感情表現しちゃうような人間で。
せっかちで、いいかげんで調子だけいい、なりふり構わない男みたいなのに、
プロとしての目はちゃんと持っているのっていう、そのバランスがイイ。


青砥役の戸田さんは「デスノート」のイメージが強く。
その後のニノちゃんの「流星の絆」でも、「SPEC」でも、
どこかいっちゃってる感じの役の印象が強くって。
今回のキャラが全然想像できなったんだけど、イイですね!
私の中では、若かったら深っちゃん(深津絵里)あたりがやったら
ハマり役だなぁと思っちゃったけど。戸田さんのこういう役、新鮮でイイ。
彼女も現場に台本持ち込まないらしいよね。
見た目よりも骨太な感じがするな。(体格じゃなくて、性格がよ)

番宣の時の大ちゃんをさりげなくフォローしてくれてる感じが、
とっても好印象で(そこかよ!)
なんか応援したくなってしまった(笑)

3人の掛け合いも、今後ももっとおもしろくなりそうで
ファン目線じゃなく、ドラマとして期待大!

この、ドラマとして期待できそう!って思えることが
私にはとても大事。


昔の嵐さんならともかく、今の嵐さんだと人気があるからね。
なんか、出しときゃいいだろみたいな。
なんか人気に乗っかって、詰めが甘い、
こじつけと、ノリだけで作っちゃったドラマが一番観てて辛い。
きちんとドラマとして構築されてないから、継ぎはぎみたいで、
部分的にはキラリと光るシーンはあっても、
ドラマとして感動しないっていう。
他の俳優の人なら、……で、終わるんだけどもね。
嵐さんだと、そんなことになった日には残念でならない。


その点、「ラキセブ」「鍵部屋」この”恋なし”で挑む「月9」の
本気具合が腹がすわってて、気持ちいい。
いいドラマに挑戦できてよかったね!



来週の第二話までに、あと何回リピしちゃうんだろうか、自分。
ほんとに大野智、恐いわ〜。
やっぱ、底なし沼だw