すでに日が変わってしまったから、昨日の朝ですね。
朝起きて、まずお祈りをしました。
2年前のこの日の朝を想いながら。
そして、14時46分。
2年前のこの時のこと、それからずっと今までのこと。
いろんな場所で、いろんな想いで生きている人たちのこと。
命を落とされた方たちのこと。
黙祷しながら、想う。
震災後、5月。福島へ行った。
体育館で生活している方たちに、少しでもリラックスできる時間を作ってあげたいという目的で、
地元の方がカフェをオープンするというので、お手伝いをしに行った。
自分の住んでいるところで、声をかけたらカフェで使えそうな道具も寄付で集まって、
自分で焼いたお菓子も持って、行ってきた。
でこぼこの高速。何もなくなってしまった海岸沿いの町だった場所。
住宅地に乗り上げている漁船。
あまりにも現実離れした光景に、自分の感情が追いつけなくて、頭が真っ白になった。
カフェに来られた、とても元気のいい感じの女性のお話を伺ってたら、実は津波で、
二人のお子さんを亡くされていて。もちろん、家も無くなっていると知った時のこと。
自分のようなものに、かける言葉など思いつくわけもなく。
彼女の悲しみの大きさなど、いくら想像しても追いつけない自分がいて。
福島を出る日の朝、かつて一面の田んぼだったと思われる荒野のような場所で、
老夫婦が静かに、黙々とゴミを拾っている姿に目が止まって。
あの時感じた、鉄の塊が喉に詰まるような気持ち。
悲しくて、悔しくて、途方もなく何もかもが酷すぎて。
どうにかしなくちゃ、という想いを昨日のことのように想い出す。
それと同時に、今まであたりまえだと思っていたことが、
とんでもなく奇跡なんだってことも、思い知った。
自分には、何ができるんだろうとか。あれからずっと考えて、今日まで。
結果、なにかできたんだろうか? ってくらい、小さなことだけど
自分なりに前に進むこと、選んでやってきた。
でも今日は、改めて黙祷しながら誓った。
この先もやめないし、あきらめないし。
それが、どんなに小さなことでも。
いくら時がたっても、悲しいことは悲しくて。辛いことは辛いよね。
でも、今生きていることは、やっぱりすごいことなんだって、思うから。
その一瞬一瞬、味わって、大事に生きていきたいと思う。
いっぱい笑って、いろんなことに感動してね。
そうやって、少しずつでも楽しいことが多くなっていくって信じてます。
震災前から、そのあとも。
嵐さんたちには、ずっと元気をもらってます。
そして、そんな嵐さんたちを愛す、みんなの優しさにも何度救われたことか。
世の中には、ビックリするほどいろんな人がいますけど、
自分は嵐さんと、嵐さんを心底愛する人たちが、ホント大好きです。
出会えてよかったなぁって、ホント思います。
この場をお借りして、いつも本当にありがとうございます。
みんなが大好きな人たちと一緒に、ずっと笑って楽しく生きていられますように!