あらしさんのこと ひとりごと 

大好きなあらしさんのこと 思ったこと 覚書

榎本さんについてあれこれ

相当な今さら感ですけどコレ。
正月明けの大ちゃんのラジオで、オンタイムでTVを鑑賞したご本人の感想も聞けたのでね。
重い腰をあげて(オイこらっ)、ここらで書いとかないとってことで。

いやぁ、今回の鍵部屋SPが決まってからね。我慢して見ないでおいたDVD見返しまくりまして。母にも「あんた、またそれ見てんの?!」と呆れ果てられ。うるさいので夜中に見てたらめっちゃ寝不足になるっていう。それがね”今回自分は”ですよ。自分としては裏目に出ちゃったかなぁって言うのが正直な感想ですね。
これはドラマとは何も関係ないことで、本当に自分だけの問題ですので、ドラマ制作陣の皆さまは何も悪くないということを先にお断りしておきます。思い入れが強過ぎるのも、こういう場合やっかいです。そういうわけで、あれこれ感情を整理し、冷静に見直し、感想を言葉にするのにえらい時間が必要になったっていうね。

帰ってきた榎本さんは、非常にクールでしたねぇ。
以前かすかに覗かせくれたご愛嬌も、謎に頭を悩ますチーム榎本の愉快な絡みもあまりなく。
なんせ、3つも2時間で謎解きしなくちゃならないからね(笑) 遊んでる時間はなかったよね。
わかるんだけど、非常に残念です。
そんな中、唯一芹沢との再会のシーンでソファーに座ってのやり取りがね、救いでした。
あの二人の絶妙な間と表情がね、最高でした。

謎解きドラマとしては、どうなんでしょう? 一般の人が見てもおもしろかったんじゃないかな?
推理小説というジャンルに基本あまり興味がない自分
3つの事件と芹沢の勘違いの事件がごちゃっと混ざり合ってて、あのスピードで見せられると。
「え? 待って待って!」ってなる感じとか。何回か見直したくなる感じとかうまいなぁと。

なんせ、コチラは完璧な榎本よりな人間なんで(笑) あんなに怪しい去り方をした榎本径が、以前にも増して怪しい存在になったというのに。あまりにヌルーっと自由にやりすぎじゃないのかって。そういう話の本題とずれたところで引っかかっちゃうからいけないよね。刑事さんだって前から、あんなに怪しいんでたのにねぇ。とかね。

榎本さんで特に印象的だったシーンはふたつ。稲葉(藤木くん)に、同一人物の犯行じゃないと言うところで、そんなの「仮説でしかない」と言われた時の表情。ぞくっとさせられました。今回は、隙がなくて終始無表情だったので、あの表情は貴重だった。
それと、美術館のエントランスかな。館長が殺されたあと、白い階段で謎解きするシーン。ひとりで、上から下りてくるところからもう、榎本ワールドで。しかも長いっ! 一人でつらつらと事の経緯を解いていく様子が圧巻でした。
でも、ここね。ここか!って(笑) 

やっぱりさぁ、セリフいっぱいあったけど…。
これはしょうがないんだけど。
せっかく覚えたのに…、自分はいきなり映らなくなり。
説明のCGみたいのが入っちゃうの。
ま、もっと分かりやすくなるから、そういうの入れたら。
分かるんだけど!
俺、あれ、必死で覚えたのにぃ…映んないのか〜
とかねっ。

この日のラジオ聞いて、あらためて見直すと、ホントだね(笑)
スゲェ、CGとか説明Vがはさまってるんだけど、本人はずっと通してセリフしゃべってるんだね!
こ、これは。はさまってないVer、観たーい! どんな顔してしゃべり倒してるのかね。
見届けてあげたい(笑)

しかし、この表情に感情が一切出ない状態で、視聴者の興味を引きつけながらこれだけ長く淡々と説明セリフを言うって言うのは。けっこう難しいだろうと思うのに、そこはうまく作られてる。
長いセリフを早口でいうんだったら、きっと「リーガルハイ」の堺さんとかもスゴかったけど。あの独特の上から見られているようで、実は諭されてるかのような力の抜け加減とか。大ちゃんの醸し出すあの絶妙な空気感と声色あっての淡々とした言いまわし。うまいよなぁ。

希望としては、やっぱりチーム榎本、もしくは榎本単品の短編スピンオフやってほしいです。
真夜中で全然いいんで。貴志先生にはご理解いただいて別物コメディとして、やってほしい。榎本さんが仕入れに行って値切ってるところとかさ。ネクタイ選ぶの悩んでるところとかさ。チーム榎本で飲みに行って泥酔する芹沢と青砥ちゃんを介抱してるとことか。おもしろいと思うよ。

で、ラジオでは大ちゃん。
次はセリフ無い役がいいとか言ってます(笑)
そういう役、無くもないとは思うけどね。それはそれで難しいんじゃないすか?
しかも、あの素敵な声が聞けないなんて、もったいなさすぎるから。やめよ。
でも、お芝居自体はいろいろやっていきたいと思うって言ってくれたので、ひと安心。