あらしさんのこと ひとりごと 

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夢の世界のつくりかた 2014 THE DIGITALIAN

何も知らずに、はじまってすぐに感無量な気持ちになっていたけど。
その気持ちは、オープニングからずっとずっと続いて自分を困らせた。
楽しいよ。嬉しいよ。でも、それだけじゃなくて。
今までのようにただただ楽しむという気持ちにならなかったんだよな。
オープニング、ファンに向けらるいつもの呼びかけ。
潤くんと翔ちゃんの声から響いてきたモノが、あまりに本気だったから。

そういうふうに、自分が受け取ってしまっただけで。もちろん、10人いれば10通りの感じ方があるわけなんで。
そこは、許していただくとして。若干、不本意でもあるしね。
嵐さんからしたら、100%で楽しんで欲しいと思ってるだろうしね。
100%楽しむ準備して行ったんだけどね^^

この日がオーラスだったからなの?
いつも福岡では、5人はどんな顔をして歌っていたの?
このツアーが15周年の節目だからなの?
福岡・大阪・名古屋・札幌と巡って、ラストの東京。
ここまでの会場では、どんな顔して歌っていたの?
毎回、こうだったのかな?

にのちゃんが最後の挨拶
「今日はなんかおセンチな気分で。いや楽しいんですけど。
 あぁもうこの衣装着ることないんだなぁとか。
 あぁここを通ることはもうないんだなぁとか。
 あぁこの曲をライブで歌うことはないんだなぁとか(デジタリアンでは)」

とあったから、この日は特別そういう気持ちが強かったのかな?
たぶん、そういうのって伝わるよね。

ロッコで通るとき、目の前のファンに向けられる嵐さんの表情、
歌いながら遠くスタンドの上の方へ視線を向けるその表情。
いつものニコニコ無邪気な、弾けるような笑顔とちがって。
静かで深く思いが込められた、まっすぐの瞳。じっと。ゆっくり。会場へ向けられてた。

他ではなかったダブルアンコールで、でてきてくれた嵐さんたちから感じる
完全にやりきった感。
もう、ひとしぼりも出ないよってくらいの出し切った感。
かすれた声。
それでも、でてきてくれたんだよね。
「感謝カンゲキ雨嵐」
こちらこそ、本当にありがとう。


やっぱりツアー自体が最後だからなのかな。
終わっちゃったなぁっていう、にのちゃんみたいな気持ちにはじめてなって。
ああ、こんなに思いこめて作り上げたすごい世界が今夜でもう終わりなんだなぁ。
見れなかったファンの子、たくさんいるけど。もう見せてあげられないんだなぁ。
でも、5daysもやったんだよ! これ以上ぶっ続けてなんて無理だよね?
これ以上、大きな会場はイヤだし。仕方ないのかなぁ。
LVの件は、インタビューの中でメンバーの口から一言あったけど。やっぱり今後もナシかな?
(ここに関しては、ちょっとムズムズしちゃう) 
自分が参加できたその日が終わっちゃった、というのとちょっと違う気持ち。
なんか寂しいのかな? せつないのかな? この気持ちはなんなんだろう?
って、ずっと打ち上げの席で飲みながら、帰りの電車の中で、家の風呂の中で考えてた。

「自分たちは前に進んで行きたい、進んだ先に何があるのかをみなさんと一緒に見たい」
そういう想いを体現したくて出来あがったのが今回のツアーだと語ったにのちゃん。
後日のWSやらの情報で、今回のツアーでの新たな試みを実現化するのに、
3年かかりましたって潤くんの言葉。

10周年を超えて確実に、それまでと違う流れがうまれて。
ずっと地に足が着かない感じと言っていた時期も、すでに5人は前に進んでいたんだなって。
5人がそれに呑まれなければいいなとコチラ側から心配していたことが、
まったくお門違いなことだったんだなと思って。潤くんの言葉に思考が停止しそうなくらい衝撃をくらった。
嵐さんには想いがあって、それを実行するパワーがある。
そして、ファンに届けられるずっとずっと前からその物語は、はじまっているんだね。
冷静に考えれば、わかることなんだけど。
この受け取るだけでも息切れしそうな目の回るような毎日の中で、5人はそれをしてるんだもんね。

アクセントダンスから「Hope in the darkness」へ続くパフォーマンスの素晴らしさ。
抱えきれない花束をもらった気分の15th Anniversary Medley
嵐さんの想いが伝わってきて、またオチちゃったよ。嵐さんに。

このタイムラグがもどかしいときもあるけど。
喜んでいいのかもしれない。と、はじめて思えた。
今、目の前のことを頑張る嵐さんがいて。
その嵐さんを思いっきり愛でる自分たちがいて。
その数年後、さらに進化した姿になって見たことのない世界を見せてくれる嵐さんに。
自分たちは、また、オチるんだよ。何度でも。
わくわくするよね。

なにしろ、彼らの地道な一歩一歩からしか生まれないのが、あの夢の世界なんだもんね。
それが、今回本当に胸に響いて。さらに惚れました。


「今まで見たことないものを見せまっせ!ってアタマに言ったけど。
自分たちだけじゃ絶対できないし。スタッフのみなさんが支えてくれて、
みんなが集まってくれて、初めてひとつになれるんじゃないかなって。
これからもその気持ちを変えずに、一体感のある、みんなの近くに行く、
何より来た人が楽しんでくれる、そんな空間を5人で、スタッフと、
みんなと一緒につくって行けたらと思っています」

最後にそういった潤くんが、ダブルアンコールで出てきてくれたとき。
あんなにしぼりきったタオルみたいな感じだったのに、手にはしっかりビデオカメラを持ってて。
ステージを走るメンバーや客席を撮影してた(笑)
ファンより。誰よりいちばん嵐が大好きでしょ、あなた。

夢の世界のつくりかたは、きっと幸せに生きる唯一の方法と一緒だよね。
自分も長く嵐さんと遊べる日が続けられるように、もっとがんばろ。
そう思わせてくれて、ありがとね。嵐っ!




(ジブンゴト)
うまく言えないけど。
5daysもしっかりやって、より大きくなったとか。
ファンとしてその存在が遠くなったとか、そういうことじゃなくて。
”自分の人生を生きる”ひとりの人間として、その生き切り方として。
自分はすっかり完敗だなと思った。ま、そもそも勝負してたわけじゃないけど(笑)
恥ずかしくないようには生きていこうと思ってるんだけど。
今現在、成人してから自分史上最高にパッとしない状態なので、そのギャップたるや。
そういう意味での落ち込みも、多少あったかもしれないけど。
それよりも、やっぱり感動。感動しすぎてアホスイッチ押すの忘れたのよ。