あらしさんのこと ひとりごと 

大好きなあらしさんのこと 思ったこと 覚書

最強の味方 「坊ちゃん」より

前のエントリーから、すぐにあげるつもりだったのにこんなに時間が空いてしまった。
新年明けて早々、すっかりペースがいつも通りになってやしませんかっ?! バンバンバン←問い詰めるべく机も叩くってもんです

これこそ、もう何回かすぐに見返したい衝動に駆られてるのにまだ二回しか見れてません。
贅沢なことは百も承知で言いますけど。もう、お願いだからこんな立て続けにいっぺんに撮らないでほしいですぅ(T-T)
にのちゃんの演じるお仕事を今か今かと待っていた身としては、もうしつこいくらいにスルメのように噛みしめて楽しみたいのです。
だから、もうちょいいい具合にばらけてくれると助かるんですどねぇ(笑)
こんなにいっぺんにやってくれちゃうとあわあわしちゃいますよ。

まず演出に「熱烈的中華飯店」の鈴木さんが絡んでいると知った時点で、すでにわけもなく楽しみでした。
このドラマ、けっこう好きだったんですよ。好きだったという割には、映像が手元にないのでオンエア見た記憶だより。
なので、おじさんたちに交じって厨房にいるにのちゃんのイメージくらいしか残ってないんですけど(笑)
なんだか幼さがのこる風貌が、設定年齢よりもさらに子供みたいだったような印象でね。
もう一度ちゃんと見たいのに、うちの近所のレンタルにはないし。
ダメ元で探してみてもなくて、毎回ションボリして帰ってきます。
DVDを買えばいいだけの話ですけどね。買えません。理由は聞かないでください。*1
あ、話がそれちゃった。


「坊ちゃん」ですよ。
あのセリフなしで永遠に繰り広げられる壁の絵をめぐるやり取りがね。
しつっこくていいですね(笑) お互い己の見識を譲らないとこだけ似ているというか。
打たれ強いのか、響かないのか。

セットも丁寧に作りこんでる感じがして、映画にしてもいけそうなくらいじゃないですか?
画面に映る映像自体もペラペラしてなくて、偽物臭く無くて世界観が伝わってくる感じが非常に好きです。
セリフが多すぎないのも、動きが最小限なのもよかった。
芸達者な役者さんばかりだったから、表情だけで演じられててそういった意味でも見ていて楽しいドラマでした。
しいて言うならあるっちゃあるが、もう他がよかったから言わないことにします。ね。

でもって、温泉で泳いだ後の坊ちゃんが最高にかわいかったです。
にのちゃんのこんな顔、芝居で久しぶりに見た気がする。
バカ正直なストレートすぎるご気性なこの人のせいで、もしも少々面倒なことに巻き込まれたとしても。
こんな顔して遊ぶ人は、憎めません。
清さんの気持ちもわかる気がします。
どうも最近は頭のいい人だったり、冷めた感じだったり、生意気な感じの役が多いからな。
たまには、こんなかわいい顔が見える役もやってくれるといいなぁ。

古田新太氏が真面目でした←役です! お仕事です!
山嵐、ナイスなバディでしたね。
小生意気な新米教師だった坊ちゃんがうまいこと言葉にして伝えられない思いを代弁するかのように、
スラスラと冷静に臆することなく異議を唱える山嵐役がかっこよかったです。
徐々に山嵐を見る目が変わっていく坊ちゃんを見ているのも、
その真っすぐな坊ちゃん先生に、今まで当たり前のように自分でねじ伏せていた自分たちの本音に気づかされた生徒たちが
変わっていく姿を見ているのも面白かったです。
みんな、根は単純で素直(笑)

坊ちゃんにとっての最強の味方は、清さん。
そして最強の仲間は、山嵐
どんな自分も受け止めてくれる。
どんな時でも信じていくれる人がいるって、どんなに心強いことかね。
それが、自分が大好きな人なら本当に幸せ。

坊ちゃんが、清のことを語るセリフ
「どこにつれてだしても恥ずかしくない、気立てのいい、あんな立派な女はどこにもいません。
俺のこといつも褒めてくれるんです。
ガキの頃から、学校でも家でもダメだダメだって言われて来たのに。
清だけは、欲がないとか、真っ直ぐな気性だとか。
正直者だって、そうほめてくれるんです。
だから俺は、損をしてもバカをみたって、正直でいられるんです。人にも自分にも。
嘘をつくのだけはまっぴらごめんです」
これを聞きながら。
外でいろんなことがあって、でもうまく話せない坊ちゃんを
変わらぬ笑顔で迎え入れる清さんを見ながら。
にのちゃんのお嫁さんになる人が、こんな人だったらいいのになぁと←突然っ!(笑)
うん。突然思っちゃったさくでありました。

*1:そんなもん一つしかない