昨年のしやがれで、葉加瀬太郎さんがゲストだった回がとてもおもしろかったからメモ。
キャラクターを簡略化して表現されたカラーパネルを見て、なんのキャラクターを表しているのか当てるアートクイズ？
にのちゃんや翔ちゃん、潤くんが瞬時にさっして気持ちいいほどスパスパと当てていくのに、
大ちゃんはちょっともピンとこないらしく、顔中に？？？？が飛び散っている。
本人「全然おもしろくないよっ！」って言ってたね(笑)
これを見ていて、心底、へぇぇぇぇって思ったよ。
ビックリの方じゃなくて、やっぱり！の方で。
大ちゃんが見ている世界をチラッと覗いた気分だよ。
相葉ちゃんもあまりわからなかったようだけど、相葉ちゃんはね、きっと独自の視点があって。
大ちゃんや他の3人とは違うルートで映像を脳に映している感じがするの。ABだから？(笑)
まったくの自分の空想だけど、見たものを自分の世界の何か別のものに一回変換してから自分の中に落とし込んでるのかもしれない。
だから、それをアウトプットするときに一見みんなから見ると突拍子もないものになったりすることが多いんじゃないかな。
それに比べてバンバン答えていた３人は、物事の全体を瞬時に捉えることに長けている。
複雑なものも、いちばんわかりやすい形でデータを圧縮して自分の中に保存しておけるタイプ。
つまり、頭のいい人の典型な気がする。
少しの情報で、自分の中のデータを最速で検索できる。
これは、お正月のVSの元日スペシャルでテニスでパネルを開けて、裏に隠れてるイラストを当てるゲームでも
主に3人しか答えてなかったので、やっぱりと思う。
で、大ちゃん。
大ちゃんはNews Zeroの上海の密着ドキュメントの中でも
「見たまんま描くんですよ。見たまんま書けば（緻密に）なる。
（みんなのほうが）素直じゃないんですよ。
みんな(先入観で)アレンジしちゃってるんですよ。
そのまま描けば、きれいなリアルになる。
僕は、素直な人間なので(笑)」（大意）
なんて語っていたことを思い出す。
大ちゃんの瞳は、そのものをとことんそのまま記憶する。
アウトラインはもちろん、そのディテールにいたるまで。
だからデフォルメされたり簡略化された時点で、それは別物となるわけで。大ちゃんの中のデータとは結びつかない。
言われれば、あぁってわかると思うけど。
アニメのキャラクターなんて、実際に存在するものより随分とザックリした部類に入ると思うから、わかりやすそうな気がするけど。
大ちゃんの中ではソレさえもたぶん、自分たちが見ているソレとは到底別物くらいに詳細に記憶されているんだろうな。
漢字を読めないとか、言葉を知らないとか、そういうんじゃなくてできなかったこのクイズ。本当に面白かった。
まったくわからない大ちゃんと、4時間はできると楽しそうにしてるにのちゃん(笑)
5人の中ではいつもはチップ&デールみたいに双子みたいにくっついて、お互いの価値観に共感している似た者同士みたいなのに。
視覚から入ってくるデータ処理機能の性能がこんなに違うっていうのが、また面白かったわ。
ラジオでも、よく客席のファンの子の顔はよく見えるって話しでるでしょ？
喫茶店かどこかで接客してくれた人が、いつも来てくれてるファンの子ってわかっちゃったり。
どんなに暗くても、遠くても、一度その目に留まれば、その詳細を記憶する素直な瞳。
前にゲストで「トレ」に出た時、壁に顔突っ込んで、芸能人の顔写真を一部分だけ見て答えるクイズでもわりと早い段階で当ててたね。
これは、あまり芸能人自体を知らなそうなので、余計にビックリしたけどね(笑)
リアルなものをリアルのまま記憶する能力は、やっぱり才能だと思う。
だって、それって、みんながみんなできることじゃないから。
この先、この瞳が何を見つめて、何を描いていくのか。
3年くらい時間をかけてじっくり作品を作りたいって話もしてくれたし。
また何年先になるかわからないけど、それを見せてくれる日がくることを楽しみにしてる。
そのころには、ぜひ嵐ランドを作ってもらいたい。←本気
で、常設してほしい。←すごい真面目に言ってる
今はひとまず、年内に買ってある粘土で、追加で作品を作ってくれてるんだろうけど。
なんだろね？
サイトウ君シリーズ追加か。
作品集の表紙になってるヤツの相棒が登場するのか。←水槽に一匹がちょっと寂しそうだったよ？
コンセプトもまったく新しい新作になるのか。
はたまた粘土はやっぱりやめて、絵になるか。
楽しみだね。
またその後の進捗、ラジオで話してくれるかな？
