青は、大好きな海の色。
いつまでも眺めていたい空の色。
どこまでも広く、ひろがっていく世界の色。
子供のころ飼っていたセキセイインコ。池のほとりで見つけたカワセミの羽の色。
未知の風景を知っている自由の色。
春のおおいぬふぐり。雨の日の紫陽花。夏のつゆ草。
瑞々しく儚い時の色。
ダーコイズにラリマー、ラピスラズリにトパーズ。
大地から生まれた奇跡の色。
宇宙に浮かぶ、地球の色。
そして、嵐を好きになってから。
青は、大好きな大ちゃんの色。
自分を小さいころから知っている実家の隣に住むおばさまは、お着物を粋に着こなす伊藤若冲ファンで。伊藤若冲目当てで行った地元の美術館でバッタリ出会ったところから、自分が嵐の大野くんファンだということをカミングアウトした数少ない地元民なのだけど。
嵐さんの活動休止発表のすぐあと。自分の留守中にこの写真のボトルを持って来てくれた。きれいなアジサイの青に紫の入ったこのボトル他に、かわいい黄色の花と緑のクローバーのボトルと深紅のバラのボトル。おばさまの手作り。もしや嵐さんカラーで作ってくれたのかな? たぶん、きっとそう。
気落ちしていると思って、持って来てくれたんだろうと思うと嬉しかった。
もともと小さいころから、赤やピンクを選ばず。
青や緑の服ばかり着ていた、かっこいいのが正義だと思っていた子供時代。
自分にとって青は、大好きで落ち着く色だった。
でも大ちゃんが好きになってから、青い色を身に着けるとき。
青いものを選ぶとき。それは今まで手に取っていたときと全然違う意味を持って。
例えるなら、まるで魔法のような。
身に着けるだけでぐんと気分があがる。幸福感。
おまじないみたいな。
いやいや随分少女趣味じゃないの?と突っ込む自分よりも先に、
実際、青がもたらす幸福感とその威力に降伏してる自分がいて。
そんな単純なことで人ってこんなに幸せな気持ちになれるんだ!って。
嬉しくなっているかわいい自分と出会えたのも、大ちゃんのおかげ。
大ちゃんにまつわることは、どんな些細なことでも、
いつも自分を元気にしてくれた。
頑張ろうと思わせてくれた。
10人のファンがいたら、きっと10人の大ちゃんがいて。
どの大ちゃんもかけがえのない、その人にとっての大ちゃんだから。
それぞれの胸の中で、大事にすればいいと思うのよ。
ただ。本当の大ちゃんは、大ちゃんしか知らないんだってことも忘れちゃいけないね。
今回、大ちゃんについて発表後に自分が思っていることを、まとまらないまま下書きに留めてある。何もないときの自分の日記なら、つらつらと思うまま書いてエントリしたんだろうけど。今回ばかりはそれはやめておく。
こんな時は、誰かの想いとか分析とか。自分じゃない人に気持ちを乗っけることは、どんどん本当の大ちゃんから離れて行ってしまうような気がするから。大ちゃんやメンバーが口にする言葉、まなざし。それだけを大事に受け取って胸にしまっていたほうがいいと思うから。
自分自身の気持ちでさえ、ちゃんと手綱を握っておかないとと。今一度気を引き締めているところ。だって、間違えたくないんだよ。5人と同じ列車に乗って、同じ景色を見たいんだよ。差し出してくれた手をしっかり握っていたいんだよ。
だからこの先、ときどき弱音も吐くとは思うけど。できるだけ、好きな気持ちを残すためのひとりごとをエントリできたらなと思っている。