すでに書きかけのエントリーが９つも溜まってるんですけど(笑) もうどんどん日が過ぎてしまうので、忘れないうちにメモ。
にのちゃんがベイスト(3月8日)でMrs. GREEN APPLEさんのカバーをオンエアしてくれた件。
超久しぶり！ お宝音源のまさかの不意打ち。にのちゃんのカバーがまた聴けるなんて夢のよう！ いやぁ～、めちゃくちゃ嬉しくて震えましたけど。自分はそのミセスさんをちゃんとわかってなくてですね。カバーしてくれた「Attitude」も、ご本家より先ににのちゃんのカバーを聴いたことになったわけです。
元曲を知らないのにカバーを聴くっていうのは、ある意味カバーの良さですよね。曲が進むうちにざわざわぞわぞわ、とくに”太陽がふいに無くなって”からはもうなんだ。吐く。もう泣くか吐くか、どっちかにしてくれない？と言われそうな状態に。←どんな状況 要するに泣いてます。内臓がひっくり返りそうな感じって言ったら伝わる？ 無理か(笑) さくの独特の感想は置いておいて。
とにかく、にのちゃんはとても素敵な声をお持ちですから。低音も高音もよく透り響いて、活舌もいいので音がクリアに届く印象で。細く囁くように歌っても、太めの大きめのボリュームで発声しても音が潰れないんですよね。そのうえ聞いていてベタっと平たんな感じにならないから、音の中に声が埋もれない。
それは何をおいてもずば抜けてる、あの圧倒的な豊かな表現力があるから。まわりの空気を巻き込んで加速していくような、見えない心の隙間を突いて本人さえも自覚していなかった感情を掴んで気づかされるような。あんな歌い方はにのちゃんにしかできないんじゃないかと思います。
にのちゃんの歌は、何を歌ってるのか、言葉がちゃんと届く。というのは声の性質と表現力が合わさっての結果だろうと。説得力があるっていうんですかね。うちの母と妹は自分が常々大ちゃんの歌の素晴らしさを力説して聞かせてる←ので、大ちゃんが歌が上手なのは知ってるけど。流れていた嵐の曲を聴いていて「今のこの声、誰？ いい声だね」というのは決まってにのちゃんのパートなんですよね。あ、別にだから大ちゃんの声に説得力がないって言ってるわけじゃないです。(何を隠そう私は大野担！) もちろん好みもあるからうちの家族間においてはの話です。おもしろいなっていう話。
で。ご本家の原曲も、もちろんすぐ探して聴きに行ってきました。にのちゃんがキーが高かったから３つ下げたけどギリギリだったと言ってたけど、なるほど高い。音域が広くてジェットコースターみたいに走りながらも、転調していくから下手すると振り落とされるというか。ちゃんと聞けるように歌うのは、めちゃめちゃ難しいね。
今回のはミセスさんの世界を壊さずに、ちゃんとにのちゃんの「Attitude」になってるあたりはやはりさすがだなと改めて思ったし、あの本家にはない重たさが、らしいよね。にのちゃんのミセスさんに対してのリスペクトもめっちゃ感じました。ミセスさんにもファンの方々にも喜んでもらってて、それもよかった。
にのちゃん、嵐さんお休み中役者のお仕事も期待してるけど、歌も続けてほしいな。カバーアルバムださないかな？
