あらしさんのこと ひとりごと 

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Voyage#5 それぞれの思い

・嵐の記念写真

ファンのためではあるけど、ファンを思ってしてくれたことが重なって、5人の記念写真になってるよね? いや、なってるといいな。こんなことまでしてる場合じゃなかったじゃない!ってくらい忙しい合間に。切り取られてお届けされた5人の姿に、その場へ行けなくとも一緒に参加しているみたいな気持ちに毎回させてもらえて嬉しかったな。

 

発表前でちょっと辛かった。気持ち的にぎゅーっと縮こまってたという大ちゃん。それは本当に、ずーーーーーっと前からだよ? ファンに言わせれば。このツアーからじゃなくてね、もっと前からだよね。ハワイの時にふっと軽くなったような気がしたけど。そのあとどんどん苦しそうになっていって。正直ずっと、心の中で心配してたよ。

初日は終わりへのはじまり。カウントダウンしていくだけだから、目に焼き付けようと思ってやってた翔ちゃん。展覧会の翔ちゃんの部屋。「5×20」の歌詞の下書きの中にあった、使われなかった一節を思い出すよ。そっと伏せた本音。

まだ発表できていない段階での最後の挨拶。嘘偽りは一切ないんだけど、来てくれてすごい楽しそうな人たちがどういうふうに思ってしまうんだろうと心配していた相葉ちゃん。その複雑な心境のまま続いたツアー。のしかかるプレッシャーは、尋常じゃなかったと思うから。5人は本当にタフだなと思う。

50本通して同じ気持ちで感謝を届けるというのがテーマだから(セットリストも)変えずにやりたかった。だから(曲を)選ぶのが大変だったという潤くん。実は個人的には呑気に、and moreからは内容を変えてくるんじゃないかと思っていた。曲はいっぱいあるし、アンケートをきいてくれたりしたし。まだまだいろんなことやりたいって思ってるかな?と。でも、FCのみんなに一回は必ず足を運んでもらえるようにという設定を思えば、変えないことが誠意だった。そのブレない気持ち、覚悟。しっかり伝わったよ。

みんなといるときは忘れられるし楽しくてそんな気持ちは一切ないのだけど、終わって一人になった時緊張してたというにのちゃん。これはきっと、相葉ちゃんの言ってることと同じことだよね。みんな、つらかっただろうな。

 

・挨拶

みんなで手をつないで しっかり組んで 思いも一緒に合わせてきた20年でした。ちゃんと離れないように。ずーっと掴んできた。想いや手がそこにはありました。それは僕のすごい勇気になったし、強くなれる設定でもあったし。とにかくみんなで横に並んで 顔を見合わせて歩いてきて その先がここで。こんなにもたくさんの人に”おめでとう”って言ってもらえる我々は本当に運がいいなというふうに思っています。この手をずっとつないでいくし、みんなと一緒に歩いていくし。

たとえね俺のさ腕がバーンってちぎれたって、その腕はその手はさ、ちぎれたとて まだ握ってるよ。・・・・・・怖っ! 

だぁいじょうぶ、にぎってるから

怖っ!

大丈夫、大丈夫だよ

すごくいい話をしようと思ったのに! 俺の想いはそんだけ強いんだよ!って言おうと思ったのに。

ここのにのあいが、もう本当ににのあいすぎて参った。

メンバーの挨拶を舞台の下でスタンバイしながら聞いてる顔が優しいし、我がことのように傷みを感じているんだよね。もう親みたいな顔してるから、みんながみんなの。

 

はじめ、嵐になることも嵐である意味も自分の中で見いだせなかった大ちゃんが20年たって、この20年間でその意味を作ってきたんだなと思える今があるのは、この4人だったから。この4人じゃなかったら、ここに立っていないだろうと。それぞれの思いがある中、そこだけは5人とも同じだろう。

 

過去を、もう二度とやりたくないと思うくらい真剣にやりきった23年だったというにのちゃん。未来を、この5人でまだまだみなさんに見せたい景色があります。この5人でまだまだ見たい景色があるんですという潤くん。

突っ走ってきた過去を背中に、嵐の希望を胸に抱える姿に頼もしさと期待しか抱いていなかった自分。

 

この時には誰も思いもよらなかった新型コロナウィルスという、地球規模での変革を迫られるような流れが来て。北京公演も新国立も、オリンピック・パラリンピックも予定していたいろんな計画が本来の予定通りに行うことができなくなった。残念だし悔しいし。ここまで準備してきたメンバーやスタッフさんの気持ちを思うと苦しくなるけど。最後の一年、宇宙は今の嵐にしかできない大きな仕事を求めてるのかもしれないなと思う。ファンはもとより、ファンではなかった人たちの心も癒すような。