そろそろレベルをあげていきたい。みんな知ってる「あかずきんちゃん」なので言い訳できない。もはや初見じゃない。この人たち、自らどんどこハードルをあげて行ってますけどね。気づいてますかね?(笑)
そして期待を裏切らない、翔ちゃんのあみだ(笑) せめてAがなんの役なのかは伏せてあるのかな? じゃないと、もはや崩壊していると言っていい。下もAからEまできちんと並んでるんですもの毎回。あれっぽっちの横線しか入ってなけりゃ、目で追っていけば簡単に予想がつくよ?と思ってたら、あみだを一番楽しもうとしている潤くんの遊び心で、救われました。
おばあさんときこり 潤くん
あかずきんちゃん 大ちゃん
おかあさんときこり にのちゃん
おおかみ 相葉ちゃん
ナレーション 翔ちゃん
主役になっておめでとう言われる大ちゃん。ナレーションやめてあげて!と祈られる相葉ちゃん。ナレーションだと決まってこれは安定だと言われる翔ちゃん。いとおかし。そう考えると、にのちゃんと潤くんは毎回物語のメインキャラ以外を引き当ててますな。それもまた嵐の紙芝居をおもしろくしちゃってる要因かも。
「これは正直、ナレーションと赤ずきんとおおかみにかかってるからね」
「ふふふ なんで(急に)そんなこというの(笑)」
「すごいプレッシャーの与え方(笑)」
「すっごいなぁ(笑)」
「すげぇな、まじか~(笑)」
笑いながらも、さすがって言われたい、集中しよう、がんばろぉって口々に言ってるのが真面目な嵐さんらしくて微笑ましいです。
序盤、安定した滑り出し。なんてったって、ナレーション翔ちゃんだからね。大ちゃんの赤ずきんちゃんは舌足らずで少女らしさ満載でかわゆいの。森に入ったとたん翔ちゃんの声が低くなって急に怖いのよね。でもって相葉ちゃんのおおかみが、まぁ怖い。笑うと余計に無邪気さゼロでサイコなのよ。そしておばさんの家に先回りして赤ずきんちゃんの真似をするんだけど。これが、大ちゃんの赤ずきんちゃんに寄せてて絶妙にうまいのよ。相葉ちゃん、やるなぁ~。結局相葉ちゃんは、1素のおおかみ 2いい人ぶったおおかみ 3赤ずきんちゃんの真似をしたおおかみ 4おばあさんに化けたおおかみ 4役演じ分けたことになったわけで。またしても大活躍! 潤くんのおばあさんは、ほわっほわでやさしそうで。最後に赤ずきんちゃんと抱き合えてほっとしました。にのちゃんは今回は完全に脇な役どころでしたので、どこかで主役を引けるといいなと思うけど。たぶん普通にうまいはずなので、きれいに収まりすぎて笑えないかもね。笑う前提がおかしいけど、期待はしてる。というのが個人的な”紙芝居集団”嵐さんのリモ紙の楽しみ方です。
メンバー全員納得おふざけナシの完璧なクオリティだった今作の感想。赤ずきんちゃん役大ちゃんの「なんか こわかった」には、激しく同意。こちとらいい歳の大人なので、幼女誘拐とか暴行殺人事件をリアルに想像してしまったのよねー。昔話って、結構えぐいのよね。あのタイミングできこりさんたちが来てくれてよかったのよ。危ない危ない。お腹を割かれたおおかみの末路が気になるところですけど、<助かってよかったの勝ちかな。大ちゃんが役に入りこんだのも無理のない、相葉ちゃんの熱演。お見事でした!