今、デジタルの世界へ進む意味。一年前、2019年10月9日。嵐さんがSNSを解禁してデジタルの配信をスタートしたとき。休止を決めたと同時に時代の流れの中での自分たちのポジションをあらためて見つめなおした結果の決断だったのに。世の中がこんな風になって、かえって嵐さんがデジタルの世界へ進んだ意味は大きくなったと思う。今までの国内のファンだけじゃなく、海外から応援してくれてたファンの近くにも行けるようになったし。ファンじゃない人たちにも嵐という存在を知ってもらう場になったし。今までのファンはもちろん。時には、ファンじゃない人たちの心にも寄り添うようなものになっていると思うから。
そのうえ、活動を休止するというスローダウンしてもいいこんなギリギリの時にあっても、自分たちのことをもっと知ってもらいたいという思いが彼らの心の中にあったという事実。そしてこのずっと先、自分たちの音楽がなかったことになるのは悔しいという思いにも衝撃を受けた。静かに底の方からずどんと。
あまりにもここ10年の活動がFullの状態だったから。自分がその供給にもれないように過ごしていくのでいっぱいで、さらに意欲的に嵐を広げていこうという思いを忘れてた気がする。だから、ここ最近。まるでデビューしたての大好きな人たちを応援するような楽しみを再体験させてもらってる。
●メモ
リプロダクション。ブラッドポップが選んだのが「Face down」だったという流れが見えたのがおもしろかった。いくつかある候補の中から彼が選んだという経緯が知れて、それをちょっと意外そうに受け止めてる潤くん。ほかにはどんな候補があったんだろうか。ブラッドポップの話も聞いてみたくなる。
10月11日 オーストラリアでトレンド入り 東京での「Turning Up」の撮影
10月15日 「Turning Up」スチール撮影 代々木体育館前
10月18日 「A-RA-SHI:Reborn」MV撮影
10月29日
VS嵐収録1本目
楽屋にて会見前の打ち合わせ YouTubeでの生配信の説明 納豆ぐりぐりする翔ちゃん
VS嵐収録2本目、3本目 収録終了24時15分
移動中欠伸しながら さすがに眠いね
東京ドームにてリハ 明日ライブやんだね、信じらんない いつまでが昨日でいつからが今日なのかわかんない
26時 5分前 楽屋にて 夜中ですね、ひさしぶり
10月30日 東京ドームライブ
10月31日 東京ドームライブ
楽屋にて、YouTubeのチャンネル登録に苦戦する相葉ちゃん。なかなかできなくて「やって! できないっ」ってちょい切れ気味なのがかわいい。そんな相葉ちゃんに「できない?」「できない!」「じゃ、チャンネル登録なしね?」とお母さんみたいな突っ込みをいれてる翔ちゃんよ。こんなSNS初心者だったのに、今ではインスタのストーリーだって一人で撮影してわちゃわちゃあげれちゃう人になってるのすごいよ、相葉ちゃん。
11月1日 公式YouTubeチャンネルにて告知動画発表
11月3日 嵐20周年 デビュー記念日
9時 記者会見前にスタッフに挨拶
楽屋で記者会見でしゃべる内容を確認する嵐さん
11時半 舞台袖 セリフを確認しながらめちゃくちゃ緊張してる潤くんとそれを笑って見ているにのちゃん。「はぁ~、家帰りたいなぁ・・・ふふふ」って無意識に大ちゃんの肩に触れて(自分の)緊張をほぐしてる潤くんと「大丈夫だよ、大丈夫大丈夫」「大丈夫大丈夫」「大丈夫」「間違えたら間違えたで」「(うん)」こっくり
兄たち何回大丈夫言うのさ。そして微笑む大ちゃんっていうのがなんかね。兄ちゃんたちと末っ子のやり取りすぎてな。そして記者会見冒頭、すらすらと名司会者ぶりを発揮して挨拶を始めたのは翔ちゃんっていう。この人の肝の据わり方ハンパないな。でもはじまったら5人とも和やかで落ち着いたしゃべりで袖の緊張感が嘘みたいな記者会見だったよね? それなのに、やっぱり袖に帰ってきたら潤くんは「いやぁ・・・震えてたよ ふふ」「そう? 大丈夫。スムーズだったよ?」
ここのやり取り、表からは見えない裏での5人の精神的なバランスが改めておもしろいと思う。本人たちの話には聞いていたけど実際に映像でその図を見ることができて、なるほどと。すごい納得できる場面だった。本当に改めて感心した。
ファンにとってはたぶん、ちょっと意外なほどに話通りだったし。ときにあまり嵐をわかってない人たちが抱いてるメンバーそれぞれのイメージとは、全然違うんだよな。
配信23分で78万人視聴。
19時半~20時半インスタライブ 画角を確認する嵐さんたち。そしてあの翔ちゃんの縦にながいポジションが誕生したのね。ソファの上で両手をあげてる翔ちゃん(笑)
20時半からYoutubeプレミアム公開のオープンチャット入り スマホ片手に一生懸命コメントをいれてる5人の図がなんだか愛おしい。ものすごいスピードで流れる怒涛のチャットを眺める相葉ちゃんを眺めてにやにやするにのちゃんがツボ。大ちゃんがちゃんとチャットを読んでくれてて、全部じゃないだろうけどなんだか嬉しい。自分の一言も目に触れる瞬間があったかもしれないと思うだけで。
・こういうことを考え始めたのが一年以上前。いろんな紆余曲折を経て、ここ。ここが着地点じゃないから、よりよくするには何ができるかということ。
・数字にリアリティを感じない。5人でやってるから嵐すげえなって感じるけど、やることが多くてそっちで追われてる感じ。
・ぞくぞくするよね。いつだってそうだけど、誰にも伝えることなく過ごしてきたけど、今、ばーんって(準備してきたいろいろを)出して。でも、まだまだこっちには手玉があるっていうゾクゾク感。
この10月からの一ヶ月だけをとってみても、とんでもないスケジュールで動いてて驚愕する。ここには出てこない個人の仕事とか、嵐の仕事もあるわけで。ものすごいタフな人たちなんだと、改めて痛感する、尊敬するし。そんなトップスピードのままラストまで行くつもりだったのかと思うと、こちらの手が痺れてくるようだよ。
世界がロックダウンするようなこのコロナというものがなければ、嵐さんは残された時間内でどれだけのことを成し遂げようとしていたんだろう。でも、実際には嵐さんにも私たちにも想定外の時間が与えられている。どう過ごすかは自分次第だと、大きな存在から言われているような。そんな気がする。