あらしさんのこと ひとりごと 

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Voyage#23 2020年12月31日に向かう 後編 

ドヤドヤしたい翔ちゃん。なんかちょっとはしゃぎ気味なのがかわいいような、寂しさの裏返しのようで悲しいような。

そりゃ俺も寂しいよって、いうことかな。そんなこと言う権利ないと思ってるけどね。

必ず正五角形じゃなくて、その辺の長さが変わったりしながらの五角形だったと思うんだけど。じゃあ、今は何かって言ったらたぶん、どわーっと(ひとつになって)点になってるんだと思うんだよな、今。もはや辺もないっていう。点にちゃったみたいな。なんかそんな感じ。

正五角形じゃないところがおもしろいと思っていて。それが個性だから。面白れぇなと思いながらずっとやってきたけど。

 

あと25日でしょ? まあね、俺たちの気持ちも大事だけど、やっぱりこう見てる人たちの気持ちっていうのがどうなっているのかなっていう。しん...心配じゃないけど、なんかそういう...考える時間はあるけども。俺はあんまり自分のことは考えてなかったかな。

本当に俯瞰で見ると、こんなにありがたい環境って実はないんだよね。特にこの2年間っていうことでいうと、より感謝の気持ちっていうのが強く働いてたよね。

一つの曲を表現している姿っていうのは、現状最後になるわけだから。なんか5人でいるっていうことを、まあ 見てもらいたいなっていうことぐらいなんだよね。

はじめてのことをやるっていうのは、わりと冒険だからね。いやぁ、まあ立ってみないとわかんないけどな。でもまあ、楽しくなるんだろうなっていうのは思うところだな。

終わってからだと思うんだよ、そこら辺の想いっていうのは。だって、やんなきゃいけないこといっぱいあるんだもん。本当に。大変だよ、みんなも。

いつもファンのことを心配してくれるにのちゃん、ありがとう。

 

全部新鮮だから、わからんのよね(笑) 配信生ライブも初だし、ステージも配信用の演出になってるのも初だし。最後だし。一発勝負だし。いや、わからんね。ふふふ。絶対わかんないよね? 自分の感情がどう動くのかもまったくわかんないね。うん。もうわかんないままでいいと思うしね。

まだ発表前の自分とか見ると、やっぱすげぇ抱えてんなこいつ、って思うもんね。ふふ。発表してないしね。いろんなもん、ため込んでるたのがなんかわかるよね。

いろんな感情になったよね、...メンバーに打ち明けてから。

今までって やっぱ、おもしろがるとか楽しみとか何かを決めて動いてきたと思うんだけど。確かに今何も考えてないかもね。不思議だよね。感情がない。変な意味じゃなくてね、感情がないんだよね。いろいろ自分でこうしようとかいう、なんか感情が....なんつうんだろう。バラ...バランスがいいとも違うな。....”無”なんだよ。ふふふ。感情が動かないっつうか。実感してないからなんだと思うけど。すごいフラットっていう感じ。いいことだよね? いいことだと思う。なんか構えたり作ったりっていうことじゃなく。そうだね、極力自然にいるかな、うん。むしろ一番自然でいれてるかもこの20年の中で。この5人の気持ちっていうか。整ってるじゃないけど。分かんないよ? 勝手にだけど。なんか5人いて、こういう形になったり、こうなったりした(高低差があるような)時もたぶんあったと思うけど。今なんかこんな感じだよね、”真横!”みたいな。ふふふ。キュッと横で(そろって)こう上がってってるって感じじゃないのかな。一緒っていうイメージだよね。

苦しそうな時を見ているからこそ、自然でいれてる大ちゃんを見ていられることが嬉しいよ。残り僅かなことが寂しんだけど。それは言わないように頑張ってたつもり。

 

大体いつもこう、目の前のことに一生懸命になって、あんまりこう周り見えなくなちゃうから。だから気づいたら”あ、ライブ初日だ”とか。”ライブが終わった”とかさ。目の前のことに集中してると時間の流れがめちゃくちゃ速くて。今回もそうなのかなって思ったんだけど、今回はやっぱり集中しながらもちょっとなんか俯瞰で見てる自分もいるっていうか。なんか焼き付けてるんだよねたぶん。自分の中で。この時間っていうのを。なんか無駄にしたくないなっていう想いはすごくある。

ほら俺らは一番嵐ファンなわけじゃん? メンバーが一番嵐のことファンなわけじゃん。そのメンバーのひとりの僕の気持ちからするとさ、”楽しみだね、ライブ頑張ろうね!”っていうだけじゃないっつうかさ。

もちろん初めてのことで挑戦で。技術的にも相当難しいことにチャレンジしようともしてるし。もちろん...ライブは楽しみよ、それはね。......それだけじゃないんだよなぁ。まあ、当たり前だけどね。そういう、いろ~んな感情が入り混じってるから。ひとつこう思いますっていうのが出てこないっていうかさ。でもライブはいいものにしたいっていうのは、ポンって出てくるけどね。

何があってもね、意外と大丈夫なんだよな。この5人だとやっぱ大丈夫なんだよな。うん、それは思う。”あの決断してよかったね”ってさ、人生の最後で思えたらいいな。止まっちゃダメだよね、止まっちゃダメ。本当マジでゆっくりでもいから歩き続けないと。そう、それだけはもうずーっと思ってる。止まんないようにって。

何があっても大丈夫。これが嵐。最高に強いじゃん。無敵な人たち。相葉ちゃんの中の「止まる」ってどういう概念なんだろうな。15周年のとき、回り道するのもいいよねって言ったよね? 前に進むだけじゃない新しい道を見つけてくれるって信じてるよ。 

 

両手パーにしてパチンってしてからしゃべりだす潤くん。めちゃくちゃかわいい。

4人が前にいる背中を見るだけで、なんかこう、すごいくるものがあって。”おお行ってこい行ってこい!”みたいな感じ含めて、いいなぁってすげぇ勝手に一人で振りVの撮影してる時に、縦一列になった時にグッときてて。そういうさ、なんてことない、今まで何度やったのか分かんないようなフォーメーションだったりとか、踊りだったりとか、歌詞だったりとか、歌うことだったり。その一つ一つがすごいなんかこう。なんつったらいいんだろうな。複雑な感情として、なんかこう波のように押し寄せてくるんだよね。でもその瞬間に思うのって、この5人最高だなってことで。この5人でよかったなって、改めて思いながら踊ってました。

幸せそうな潤くんの顔。

今までだったら、毎週会うの当たり前だったけど、会おうとしなかったら会う機会がなくなるってことだから。いったんね。それはずっと俺らが走ってきたののいったんの最後なんだとしたら、その瞬間楽しみたいっていう想いが強いんじゃないかな、みんな。なんかそれを、100パーで思えるようになってるよね、うん。

俺の中では「5×20」があって「アラフェス」があって。その後にこの「This is 嵐LIVE」っていうのがあるっていう。この並びってすげぇなと思ってて。まだ進化するのかっていう感じがすると思うんだよね。

何より、その日の自分たちの届けるメッセージだったり想いだったりっていうのを含めて。こんなスペシャルなライブはないだろうね。いやぁでも俺、たぶんこれが一番おもしろいと思うよ。マジで。うん。

ファンと共に過ごしてきた21年だから、やっぱファンの人たちと最後の瞬間を過ごしたいってイメージして。2年も前からずっと話し合ってきたし、こんなに凝縮されたものができるとはっていうことができるんじゃないかなと。いう感じはすごいしてる。だから見てくれる人たちも、いろんな想いはあると思うけど、エンタメのその力強さとか楽しさとかポジティブなメッセージっていうのを存分に味わってもらいたいし。

寂しい部分はもちろんあると思うけど、それでも楽しんでもらいたいなと思うね。うん。

最高の形で12月31日を迎えられるんじゃないかな。いろんなこともあったけど、いろんなものをある種そぎ落としていって、すごいシンプルな、”メンバー愛”とか”嵐のファン愛”とか。本当にその自分たちの周りにある、自分たちもそうだしファンの人もそうだし、スタッフのみんなもそうだし。みんなのなんかこう、愛のエネルギーみたいなのが集まるんじゃないかな。そういうライブになると思うね。そういう日になると思う。

その一曲一曲、ひとつひとつの詞が、俺らからのメッセージだから。楽しかったり嬉しかったり。いいなぁと思ったり時に悲しかったり。そういうことも含めて、もういろんな感情をごちゃ混ぜにして全部渡すから。それをまぁ受け取ってもらって。みんながどう感じるか。

この言葉を聞いて、全部受け取らせてほしいと思った。そして、全部渡された。抱えきれない、数えきれないほどのたくさんの愛。それはまだ自分の胸の中でふわふわとあり続けてるよ。

 

みんな言葉はちょっとづつ違うけど、5人とも自分たちのことを同じように言ってて。本当にもはやスクラムを組んでいるという感覚さえないくらいに、ひとつの存在のように呼吸をしているかのような5人で。

本番だろうが、リハーサルだろうが、5人がそろってそこにいたら、それだけでもう人を幸せな気持ちにさせる力があるんだよ。愛や希望を感じるんだよ。いいなぁって思うんだよ。涙がでてきちゃうんだよ。嵐って、そういう人たちだよ。