パンフを読んでいる。
まだ読んでいない方、これから読むので知りたくない方は、ぜひ回避を!
そして、これから見に行く方はできればお手元のパンフを読んでから行った方が味わい深いかもと思います。
嵐さんのやっていることは、なんかえげつない感じの規模なんだろうなぁ。
とは、薄々思っていたけど。あえて公式で数字を公にしないところが慎ましくていいなとも思っていたので。ページ開いてドーンとドでかいフォントで数字が並んでるのを見て、一瞬気持ちが引きましたけども(笑) あれだけ畳みかけるように、めくってもめくっても書いてあるとね。逆に凄すぎて笑えて来るから不思議なもんです。いやいや、やっぱり嵐さんのやってることはえげつない規模でしたね。ドリカムの正さんあたりに、このパンフレット片手に同業者解説してもらいたいですわ。
読んでいると、現場に集まった各方面のプロフェッショナルの方々の”おいおい待て待て”からの”やったろーじゃないの”の意気込みを感じました。そんな仕事に参加することは、ライブ畑の方にしても願ったとてもそうそうない規模だろうし。映画畑の方々からしたら、自分が呼ばれた意味を”自分の今までしてきた仕事ごと全部”を背負って向き合った時間だっただろうし。嵐のメンバーはもちろんファンもだし、あの場にいた誰もが、いろんな意味であの一日に自分だけじゃない大きなものを背負って懸けたものがあっただろうなぁと想像しました。
あの映画の発端に「ピカンチトリプル」の話があったことも驚き。しかも、あの極秘で話が進んでいた休止発表を跨いでの”嵐の映画”の企画が、物語からリアルな5人の姿にフォーカスされていった経緯が。これだけでもう1本、映画になりそうなストーリーじゃないか!と思いました。
ちなみに。個人的に声だして思わず笑ったのは、潤くんと堤さんの対談で。
ドルビーは色も音もキレイすぎるから見てて疲れるという話で。監督は老化の愚痴のつもりの話なのに、「それはいいんですかね? 体に」とたぶん、見る人全員の健康が心配になっている潤くん(笑) 畳み掛けるように、監督が65歳の自分にとっての最大限の大音量だと思っていたとこへやって来た潤くんの言った「音ちっちゃくない?」エピソードが(笑) ドンマイ、監督。なんとも潤くんらしくて。なんか懐かしいじゃないの? この感じ。
大ちゃんは相変わらずで。大ちゃんの中にあるスターというものと、自分自身がめちゃくちゃ遠いところにあるのかもな、あんな風に自分のことを言うのは。(今に始まったことじゃないけど)
たくさんのファンにこれほど夢中になられても、その魅力を語られても。それもピンと来ないくらいには自分の魅力に対して、大したことないことと思っているのか。おじさんなのは、もう間違いないけど。いくつになってもかわいいものはかわいいんだけどな。
かと言って、オレかわいいし。と言われたらそれはそれでイヤかも(笑) ファンって勝ってだよね。