あらしさんのこと ひとりごと 

大好きなあらしさんのこと 思ったこと 覚書

JUN MATSUMOTO EXHIBITION PERSPECTIVE 


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いよいよ潤くんの展覧会の配信がスタートし本日最終日です。もうみんな見れたかな? うちはどうも接続が悪くてちょい苦労しました。

全国で展覧会が開催できたら一番良かったけど、配信を用意してくれて嬉しい。少しでも雰囲気が伝わるとよいね。

最終日なので、自分の展覧会の感想メモをエントリしておきます。 f:id:nadi1126:20240318002409j:imagef:id:nadi1126:20240318002338j:image


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1月15日

待合の列の部屋の壁には、潤くんのかわいらしいあの字があって。気持ちが上がる。

そこから、いよいよ人数制限されながら入口に入って行くわけですが。ワタクシ、光栄にも1番手となりまして。

 

通された扉の向こうが、暗黒。

これが本当に、嘘みたいに真っ暗な世界で。いや、ゆうてもなんとなく見えるでしょ?って思うでしょ? ところがどんなに目をこらしても何も見えないのですよ。

自分を包む暗闇の深さに、普段眠っている全身のセンサーが発動する感覚。首を回してどこを見ても、何も見えない。右手を壁に添えてお進み下さいと案内されて、それ頼りに恐る恐る進む。

右手の壁の手触り。その感触だけが、自分がそこにあるというリアル。ただそれだけがわかっていることで。

潤くんの「みんなに一回フラットな視点に返って体験してほしい」という意図とは違うのかもしれないけど、私は一瞬にして家康の体験していた心のなかに入ったような気持ちになった。

孤独 不安 拠り所は? 何を頼りに? 

この道で進むべき道は正解なのか

自分は自分を信じられるのか

自分が向かうべき光はどこにあるのか

光に向かって自分がなすべきことは?

そもそも自分が本当に望む世界は?

家康が、潤くんが、心のなかで自分に問いかけていた声が聞こえてくるみたいだった。

 

1操上和美さん

そして、暗闇を抜けた先に広がる空間には、白い糸のようなカーテン。その先に現れたのが、操上さんによって撮影された、家康公ふんする潤くんの大きなポートレイト。

静かなのに圧倒的な強さをを秘めた光美しく、凛とした家康確かな光を携えて、痛みも重さも己のうちに飲み込んで光っている。

あの暗闇をぬけて現れた、ぶれない光がそこにある感じがして。まるで家康の魂に触れたような不思議な感覚になって、ずっとそこにいて眺めていたくなった。

 

2太田好治さんたくさんの家康と潤くん

潤くんが家康として生きた1年半以上の時間の中でおさめられた写真たち潤くんは潤くんでもあり、家康そのものだった瑞々しく、その体の内に家康が生きている

本当は時間をかけてじっくり一枚一枚を眺めたかったけど、すごい量だから、ファンが観だしたら時間かかっちゃうからね。ここではスライドショーが終わると次の人に席を譲るようになっていて。会場内を好きに歩くようになってなかったのでそれがちょっと残念だったかな。もっと隅々まで見たかったな~。

 

3岡田先輩さん岡田くんの捉えた潤くんと潤くんが演じた家康。

友人たちから嫉妬される、ふたりの関係性から生まれた作品たち。

とっても素敵だった。写真の中の潤くんと家康、どちらもまっすぐな瞳が印象的。

潤くんもお気に入りで紹介されてた、遠くを眺めている横顔の一枚は素のやわらかさが感じられてとてもいい写真。

家康をセンターに、暗めのセッティングで家臣団が勢揃いした一枚は言葉がなくとも伝わる団結力を感じた。とってもカッコよくて、本当に痺れるほどに。これは絶対大河ドラマのファンにも見せてあげてほしい!

そして岡田くんからの壁のメッセージが、本当に嬉しくて。あの激動の一年半、近くでこんなふうに潤くんを見ていてくれている先輩がいて、本当によかったと思った。

岡田先輩の言葉「美しい人だ穏やかで澄んだ目をしているが彼の目にはどことなく悲しみが潜んでいて、付き合いは長いのだが、彼の本当のところは何も知らないのだろう...ただ周りのために生き続けた男には孤独が近くにある。これだけはわかる。大空を飛び周っていた鷹が羽を休めようとしていて、バカをいうな、お前は誇り高き鷹だ、飛べ!そう思っていたが、よく見ると目の奥には淡く

そして消える事のないであろう、炎を感じ僕は嬉しくなって、またシャッターを切っていた」

 

4井田幸昌さん赤と青の肖像画

弱さと若さに足を取られながらも、己の信念を握りしめ、懸命に立とうとしている青自分が自分である意味を深い穴に投げ捨てては目の前に突き付けられ 今、守らなければならないもののために傷を受け、そして見知らぬ誰かをも傷つける赤

どちらも同時に存在した、人間家康の心のうちを感じた。

 

5小浪次郎さん

鮮やかな夏の日光東照宮と、それを包み込む木々の香り。

自分がかの地を訪れたのは冬だったけど。そのときに感じたことを、またリアルに思い出した。

この世を離れた魂が眠る場として、家康が選んだ場所未来に残したい せつなる願い家康の死守した光は、家康が引き連れ葬り去った闇の先にあるたくさんの犠牲と生と死と数えきれない愛と希望と夢と不動で輝き続け、人々の平和な暮らしを守護する北極星となって

今もこの地を見守っている。

その空間で、現代に生きる松本潤という一人の人間がその心の中に依代のように家康を抱いたまま佇んでいる様子が見るものを不思議な気持ちにさせる。時空が交差するような不思議さ。

 

6田根剛さん

暗い中に浮いているように散らばる紙には文字が書いてある。潤くんの声が響く中、光が言葉を追うように、浮かんだ紙にスポットがあたっては消える。観客は赴くままに、その中を漂うように歩く。

 

低く響く潤の声ちらばる言葉南無阿弥陀仏の文字圧倒的な光を、求めて光のために闇を背負って生きる

祈りにも似た、願い

 

その場に残って、もう一回潤くんの声が聞きたかった! 空間を体験することに集中していて、言葉がどんどん流れていくのを記憶にとどめておくことが難しかった。でも、家康として松本潤として苦しみぬいた時間が、自分の想像を超える濃密さで迫ってきた。潤くんがそこに居ないのに、すごく深いところまで連れて行ってもらった気がして。

建築家の人が、限られた空間でどうやって家康と家康を演じた松本潤を表現するんだろうとすごく興味があったから。このインスタレーションはすごく刺激的だった。自分の感覚としては、導入部分の暗闇とこの言葉の部屋が、結果的に計算されたように完璧に繋がっているように感じて感動した。

 

最後に残った感覚は、家康や潤くんから離れてジブンゴトに繋がっていて。潤くんの思った通りになっていたと思う。

私達は、いったいどういう未来を作りたいのかひとりひとりが感じて、日々自分に向き合って生きていくことが大事だよねってことだった。どんなに現実が望む世界からかけ離れた状態でも、祈る気持ちを忘れないで。光に向かって生きていくこと。

あなたの視点で世界は変わる




 

展覧会のあと、Hちゃんと六本木で大ちゃんがしやがれでお肉にしゃぶりついてした中華屋さんでランチをしてから、上野の東照宮へお参り。展覧会のご報告をして、アメ横ぶらり。偶然、家康公が自分で彫っていた摩利支天様が祭られているのを発見! こんな近くにお祭りされてたの知らなかった! 階段を登ったら猪! 潤くん亥年生まれじゃない! いやぁ、ますますご縁を感じるよね。

そしてまたしても大ちゃんが忍びの時にロケで来ていた吉池に立ち寄りカニを眺め(笑) その後、乾杯をして帰路につきました。とっても充実した一日でした。

 

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このご神木の大椎の木が素晴らしかった! 時間があれば、しばらく座って眺めてたかったなぁ。

 

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そして、キンピカ具合がハンパない! お守りもキンピカ!


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潤くん、小さいころ上野よく来てたって嵐ジオで話してたけど、ここにも来たことあるかな~?