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もう3月だというのに、どうする家康 

2024年の年明けから、我が家では再び「どうする家康」が上映されていまして。関連動画も含めてリピされているので、全然終わった気がしないまま時が流れており、ついには大河に関係ない家康公がらみの動画も漁りはじめ、気づいたらもう3月になりそうなので(笑) メモ。

 

まぁ、とにかく最終回。すっごく素晴らしかったよね。ドラマの最終回ってめちゃ難しいじゃないですか。盛り込みすぎるとまとまらないし、順を追って仕舞っていくと大体察しがついちゃうから視聴者は傍観者みたいな感じになるし。前年の鎌倉殿の最後はとんでもない壮絶さで。これ最終回にもってくるんか!って驚いたのだけど。今回の家康の最後は本当にいろいろな感情が混ぜこぜになって切なく。ひとつひとつのエピソードに感情が揺さぶられました。そして、登場人物全員が愛おしく感じることのできるラストで、小沢さんの脚本の集大成に感動しました。

 

押し入れから瀬名と信康が出てくるとか。

そして自分たちが去ったあと、ここまでたどり着いた家康を褒めてくれるとか。

その上、まさか度々話途中になっていた鯉の話があんな形で回収されるとか。

さすが小沢さん。辛く孤独なことが多かった人生の最後に夢に見た景色が、人生で一番幸せだった頃の岡崎のひと時。辛いことばかりだった晩年の家康の中に瑞々しく息づいている、家族と家臣が一堂に集まった笑いの絶えない日々。

礼を伝えあうシーンで、夢と現実が重なっていくあの家康の芝居は本当に鳥肌が立ちました。ワタクシの推し、鳥居の爺も登場してくれて本当に嬉しかったです。

 

潤くんのお芝居も、もう自分の中では芝居なのか、そうじゃないのか。もはや松本潤がいるというより、家康公そのものになっており。何を観ても、”潤くんカッコいい~!”とはならず。劇中のお着物とか、そういうモノも「品があってとても素敵! 家康公に似合ってるし、着こなしも素敵!」と思っている自分がおり。潤くんを通り越して、潤くんの演じている家康に魅了されていました。

潤くんという人は、何も知らなければ本人自体がキャラが濃い強いと思われがちだと思うけれど。どっこい違うんですよねぇ、あんな顔が濃いのに!(褒めてます) 沢田慎、モモ、道明寺、浩介....数々の二次元のキャラクターが、本当に存在する人格かのように生き生きとそこにいて、視聴者は物語に夢中になることができる。没入感を味わえる。そういう魅力的なお芝居をする俳優さんだと私は思っております。

でも、ここまで年老いた役を演じているところを見たことがなかったので。いったい、どんな風になるのだろう?と楽しみだったのですが。実際、最後の年老いてからの家康公を演じている潤くんには脱帽しました。メイクチームのお仕事の素晴らしさも、もちろんですけど。演じている姿をずっと見ていたい気持ちが止まらなかったです。

 

そういうわけで、物語中盤からは完全に潤くんに想いを馳せることを忘れて物語に引き込まれて、1年という長いドラマがあっという間に観終わってしまって。描かれなかった部分の物語も全部観たくなるし、イケおじ家康ももっと見ていたいし。どうにかして「スピンオフどうする家康」をドラマ化してほしい!と無理を承知で願ってしまいます。

とくに北条をおさえたあとの江戸の街づくりや、駿府城での暮らしやご政務はどんな感じだったろうか....と。正信や阿茶さまとともに、どんな話をしたのだろうかと。そんなドラマとしてはとても地味かもしれない、戦の裏で行われていたことがもっと知りたくなりました。

手元に届いている写真集も、まだもったいなくてちゃんと読めてません。これから少しづつお休みの日に大事に読みたいです。

 

潤くん一年間、本当に本当に、お疲れさまでした! そしてありがとう!!!!!

おかげ様でファンは毎週とっても充実した時間を過ごすことができました。智担(箱推し)のHちゃんと感謝祭にも参加できたのも、ゆかりの地を巡ったりの旅も、嵐さんが活動していたころ一緒にあちこち遊びに行ったことを思い出したりして。久しぶりにわくわくしてとても楽しかったです。

 

次、潤くんに会えるのはいつでしょうか。その日を楽しみに待ってます!