あらしさんのこと ひとりごと 

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モノクロのむこうに

発注かけるのが遅かったので、先日やっと「THE JOURNEY ARASHI」が手元に届きました。もうほとんどの方の手元にも届いているかしら。

 

辞書みたいな重みと、あの紙の手触り。金色のふちどり。

すごくシンプルな装丁で、言葉も最小限。そして、モノクロ。これ想定外。

 

そうきたか、嵐さん。

でも、一度きりだと心に焼きつけた風景。

忘れないように、なんども眺めた空間。

メモした言葉たち。

モノクロ写真の向こうに、過ごしてきた思い出は鮮やかに蘇る。

 

ページもあと残りわずか、という時に。はらりと床に落ちた一枚の写真。

カラーで、微笑む飾らない5人の姿。

唯一のカラーが、この一枚。しかも、何気なく挟んでおくなんて。

 

この先もずっと、5人が変わらずにそこに居てくれるようで。ものすごく不思議な気持ちになる。5人が存在するということが、あたりまえのことだと思えて。明らかに今は彼らの道が分かれて、私たちはしばらくこの5人が一緒にいる姿に会えないというのに。

特別な5人の存在は、いつも鮮やかな過去の中で生きて。今でも触れると温かい。

 

 

”6”という数に、私たちも加えてもらえて。20年という旅の間、5人がそれぞれに大事にし続けた”嵐”を、ちょっぴり私たちもお裾分けしてくれたこと。改めて感謝です。

大事にします。